2014年10月29日水曜日

第3回 N.T.ライト・セミナー 報告

台風19号、LOVE JAPAN、催しが多い休日、と言う幾つかの事情が重なり、参加者は期待ほどは行きませんでしたが、開いてみれば会場のサイズにほぼぴったりでした。


パネル・ディスカッションⅠ:『ライトの聖書理解』

若い方々にパネラーとして「初心者・入門者」の役どころをしていただき、「今後の日本でのライト紹介に必要な情報とはどんなものか・・・」を司会者が質問し考えさせてもらいました。
①(もしここにライトが実際にいたとしたら)「どんな質問がしたいですか。」
②(翻訳本が出てくるに際して)「ライトについて、あるいはライトから最も学びたいことは何ですか。」
と言ったような質問をさせていただきました。


パネル・ディスカッションⅡ:『ライト翻訳本の現状と展望』
 今回のセミナーのために合計8つのキリスト教出版社に、「現在、ライトの翻訳本を企画しているかどうか」についての簡単なアンケートをしました。
 そのうち5社から回答があり、うち4社が「ある」との回答を得ました。

アンケートの質問事項、

 ・原書名
 ・翻訳者名
 ・現在の進行状況
 ・予定出版期日
 ・予定価格(

について回答頂いた結果をまとめ、これを当日参加された方々にご覧頂きました。

 その中から、2冊を選び(※翻訳者がFacebookのライト読書会なので)翻訳の途中経過報告を書面でしていただきました。

 またパネルでは、別の1冊をまもなく刊行しようとしているA社のOさんと、翻訳出版にまつわる様々な課題・問題について討論することが出来ました。

 フロアーとの質疑応答では、今後のライト翻訳に向けて出版社側(翻訳者含む)と読者(購入者)とが、現在のように出版環境が厳しくなる中、どのような「共益」のための仕組みを築けるか、について活発な意見交換をすることが出来ました。

 セミナーと呼ぶにはいくらかサブ的なテーマでしたが、来年あたりには複数のライト翻訳本が出版され、「ライト元年」を迎えそうな予感の中、それなりに興味深い会合となったのではないか・・・と思っています。

※参加者(セミナー実行委員)によって、当日の手記がブログで紹介されました。
前半、http://voiceofwind.jugem.jp/?eid=665
後半、http://voiceofwind.jugem.jp/?eid=666
 
※当日取材に来られた「クリスチャントゥデー」誌の行本記者によって、今回のセミナーが記事となって後日紹介されました。

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